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一方、東京圏以外では、主要駅から電車で30分、かつ最寄り駅から徒歩15分といったところでも大規模開発が見られます。
ただ、大規模開発ができるほどの土地が余っていたということ自体、その地域の人からすると、その程度の便利さでは魅力がないということも意味しています。 となると、やはり、資産価値を守るという観点からは、おすすめできない物件です。

なお、戸数が20戸を超えてくると、購買者数が多い層の価格帯の物件が増えてきて、どのお宅も、だいたい同じような家族構成・所得層になります。 もちろん、そもそもの開発業者の狙いが、夫婦に子供が1人か2人という、いわば標準的な家庭を想定しています。
その上で、価格帯が同じくらいで、同じ場所に住みたい、もしくは住んでもいいと思う人たちというのは、社会的な立場なども似通ってくるでしょう。 ということは、子供が成長して家を出ていく時期、世帯主が退職する時期といったものも同じ時期になり、将来的に子供のいない街になることが懸念されます。
ゴーストタウン化です。 都市近郊型の大規模開発であれば、ゴーストタウン化の懸念はさほど高くなかろうと思われます。
地価が保たれるかどうかは別ですが、周囲に人が住んでいることも確かであって、仮に周囲より地価が低くなったとしても、一定の利便性に対して価値を見出す人はいるだろうと思われるからです。 ゴーストタウン化が怖いのは郊外型の大規模開発です。
100戸すべてに小学生がいたのが、10年から15年経つと子供がまったくいなくなるという状況は嘘みたいですが、想像できないわけではありません。 このような物件でゴーストタウン化が防げるか?大規模マンションの場合と比較すると、一戸建ての分、各戸に開放感がありますし、また、道路が公道であれば、街全体が荒れてしまって目の当てようがないという状況は避けやすいでしょう。
また、共用部分がないだけ、住人みなさんが自分の資産価値を守ることに一所懸命になりやすいのも確かで、みなが努力をすれば、見た目のゴーストタウン化は避けられます。 しかし、若い人が引っ越してこない限り、街の活気という、ゴーストタウン化を避ける根本的なエネルギーに不足します。
若い人が引っ越してきやすい場所というのは、結局、便利で街の魅力がある場所ということになりますから、どうしても、郊外の大規模開発は、この点不利なのです。 30年という単位で資産価値を守る上で、私が郊外型の大規模開発をおすすめしないのも、これが理由です。

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